過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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790:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/26(土) 23:46:40.22 ID:cpDUT6nLo
美樹 「行かなきゃ。……恋ちゃんは自室で必死にゴキブリ探しをしていて、そして途中で突発的ハロウィンごっこに夢中になっている筈……!」

美樹 「恋ちゃんの押入れ、なんでもあるんだなぁ……。じゃなくってぇ!」

美樹 「二十秒後……日比香さんが窓から乗り込んでくる……。止めないと……!!」


 ―― 恋ちゃんの部屋に慌てて駆けつけれたのは十秒後。リビングから急いで階段を駆け上がり、
そうして扉を開いた時、恋ちゃんはかぼちゃのお面を付けてこちらに振り返っていた。
しかし予測は変わらない。それでも今が機会と日比香さんが乗り込んでくるのは変わらない。


美樹 「恋ちゃん、隠れて!!」

 恋 「ふえっ、い、いきなり隠れてって……!?」

美樹 「お願い!! お願いだからぁ……!!」


 しかしその問答の間、彼女はこの場に姿を現してしまう。それと同時に、私の姿を確認し、予測が変わる。
次に弾き出した答えは……。……それでも彼女は、私の目の前で恋ちゃんを殺害する、というものであった。


 恋 「うぉぁっ!? 何事ッ!?」

日比香 「……お嬢様……」

美樹 「……日比香さん……」

 恋 「ちょ、ちょま、な、何なの、何なのぉ!?」


 この予測に打つ手があるとすれば、一つしかない。そう私は考え、恋ちゃんの前に立つ。
彼女を庇うように前に出た私に、動揺する日比香さん。彼女は構えた拳銃の矛先を僅かに揺らせ始めた。


日比香 「……何の真似ですか、お嬢様」

美樹 「……日比香さん、恋ちゃんを殺すつもりで来たのでしょう?」

日比香 「ッ!? ……何故、その事を……」

美樹 「……知っていた、とは言えません。けれど、彼女を殺す事は、私が許しません!」

美樹 「それでも殺すというのならば、先ず私から排除しなさい。……それまで、私は退きませんッ!!」


日比香 「……そう、それなら……>>791


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