846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/27(日) 23:53:37.66 ID:DYvn7c0to
だからつい、「リア充爆発」してしまったのだ。
宣言。それは事件。そして、それは私達がこうして語り合う学び舎すら、半壊レベルにまで吹き飛ばしてしまった。
「あー、こうなるのかぁ。こりゃ……うん、寧ろ逆になんとも思えないね」
C子ちゃんが呆然としつつ、B美ちゃんは暫く沈黙のまま席を立ち、半壊した校舎の部分を俯瞰で見る。
風がすぅっと流れ込み、その風に砕け散った粒子や破片が舞っていたのだろう。つい咳き込んでしまう私。
「けほ、けほっ!」
「……とまぁ、B美さぁ、どうするのさ。こんな話題持ちかけちゃってさぁ」
「いいじゃない。私達は殺人を犯したわけじゃない。厳密に言えば、A菜は殺人を犯したのかもしれないけれど、
実際には法で裁くことは出来ない、異常とも言える出来事なんだから」
「でも知っていたんだろう? こういう風に宣言しちゃうと、爆発しちゃうってさぁ」
「何故か爆発だけなのよね。でも、それって凄く、とても強力な武器……」
「B美、何か良くない事考えていない?」
遠くから救急車のサイレンが多数聞こえてくる。ヘリコプターが空を舞う姿も目撃できた。
事はそれ程大きな出来事と発展し、そして人々は次第に爆発する恐怖に慄く事になる……。
「って言うカンジになると思うのよ!」
そして舞台は再び変わる。B美が目を輝かせて語っているその阿呆臭い厨二的物語に、私とC子は絶句してしまっていた。
その微妙な空気を変えようと、C子が今度はこんな風に語るのだ。
「いやいや、A菜イジメだぞそれは! 私ならそうだなぁ……近い内に人じゃなくて、>>847が爆発すると思うな!」
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