過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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850:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/28(月) 00:13:12.86 ID:AKC2n9gyo
 B美ちゃんが怪しくそう微笑んだ。何故だかそれが、イケナイ誘いだと思えてしまい、
隣に居たC子ちゃんもまんざらではなく、迷った私は……教頭のヅラを爆発させた。

 数日後その話を知る事になるのだが、教頭先生は、頭部に火傷を負ったが命に支障は無かったらしく、
念のためと数週間入院生活を送り、彼は無事職場へ舞い戻ってくる事になる。
しかし彼は、二度とカツラを愛用しようと思わず、マープ増毛法に駆け込んだという噂もちらほらと。

「ねぇ、教えてよぉー、A菜ぁ」

「そうよA菜、アナタだけ何も言わないなんて、それこそズルイわよ!?」

「ふふ、爆発だなんて不謹慎な発想は良くないよ? ほら、後一分でお昼休み、終わっちゃう」

「ったくもう……」

 C子ちゃんは唇を尖らせて自分の席に戻っていく。しかし私の前に座っていたB美ちゃんは、
その席が自分の居場所である為、また先程の話題を蒸し返そうとするのだ。

「ねぇ、もし……ううん、気のせいだったらいいんだけど……」

「どうしたの、B美ちゃん」

「B美、という存在が爆発したら、A菜は悲しんでくれる?」

「ふふ、どうだろう? ……うそうそ、勿論悲しいよ?」

「そ、……何となく聞いてみたくなったの。それだけ」

 皆、イケナイ子だなぁと、私は微笑む。
しかしその後、教頭先生の事件を聞き、二人との距離は徐々に離れていく事にもなる。
もしかすると、なんて彼女達も思ったのかもしれないが、私自身彼女達と次第に距離を遠ざけていった。


「という悲しくなるお話が浮かんじゃった……」

「A菜、教頭先生がヅラだって……本当なの?」

「だったら、確かめに行ってみよう! 教頭先生がヅラなのかどうかを!!」

 ここからは、妄想じゃなく本当のお話。私達が教頭先生がカツラかどうか確認しに行くと、>>851


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