877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/02(土) 22:04:51.67 ID:YOvgyC92o
美樹 (それを防ぐ為には、例のアレ、お灸を実行するしかないよぉ!)
美樹 「という訳でお灸を用意してみましたぁ〜! 裸になって横になってね?」
恋 「折角ゴスロリ衣装を着せてきたと思えば、今度は全裸になれとですかっ!?」
恋 (やっぱり美樹ちゃんも様子がヘン。……怯えてるっていうか、なんて言うか……)
恋 (私、何かしたのかなぁ……。こんな時、そう言えば悩み相談を受けてくれるって人が……)
まさかの上半身裸からのお灸でのリラックス効果を受けた影響なのか、私は美樹ちゃんが去った後、思い立ってとある場所へやって来た。
しかし、基本的に他人に関わらないように生きてきた影響だろう、未だに職員室に訪れる際でも脚が震えだす。
なのに今回は保健室という事で、尚更脚の震えが止まらない。ドキドキして、胃が咽返りそうになる。
それでも、このままじゃ何だか埒が明かないと感じた私は、思い切って扉をノックする。
鳥羽 「ん、空いてますよ。どうぞ」
恋 「……し、しししっ、失礼、します……・」
鳥羽 「おやまぁ、これはこれは珍しい。……君からこうしてやって来たのは初めてだろうね」
恋 「……以前は、その、どうも……」
鳥羽 「君は集団行動が苦手なタイプなのだろうね、よく倒れて運ばれたりとかしたからね。顔はちゃんと覚えているよ」
恋 「……それで、そ、そのぉ……あのぉ」
鳥羽 「お悩み相談、と言ったところかな? ……どうぞ、何でも言ってくれるといい」
先生は微笑んでいた。その微笑みは、我が校の色んな女子生徒を救って来たに違いない。
その為か、学校内の評判も上々で、彼に相談すれば成功間違いない、なんてジンクスすら生まれている。
とはいえ、主に相談として持ち掛けられるのは恋愛相談事であるらしい。
鳥羽 「まさか、狩野君。……恋愛相談かな?」
恋 「ち、違いますっ! そ、そんな下劣な相談事じゃありませんっ!!」
鳥羽 「下劣と来たか。いやいや、別に恥ずかしい事でもなんでも無いと思うけどね?」
恋 「そうじゃなくて、その、友達関係というか……」
鳥羽 「ふむふむ、話を聞くと要するに……ハブられてる訳だね? ならば、>>878するといい」
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