過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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894:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/02(土) 23:11:42.75 ID:YOvgyC92o
 影 「だけど、私とキスすると、恐らく……学校中にばれて噂になるわよ」

 恋 「……にゃんで?」

 影 「……それはね――」


 女は恋をすると変わるという。私に恋と名前を付けた母から、どうしてそんな名前をつけたのかと尋ねてみた事がある。
すると母はこう言った。「女は恋をして、愛を知って変わることが出来る生き物よ」と。

 それこそ、生まれ変わったように自分でも思うだろう。そして、他人からも変わったと見られるであろう。
恋をして輝いている時間は、他人の目に映るほど眩く、そして生き生きとしたものであり――。


 恋 「おはよう、みんな!!」

女子A 「あ、おはよう……」

女子B 「い、今のって狩野だよね? ……挨拶なんてした事あったっけ」

女子A 「ううん、いつも私達の方から……。っていうか、いつもの狩野さんじゃないような」

女子C 「この臭い……くんくん、この臭いは……香水ッ!!」

女子A 「な、なんだってぇっ!?」

女子B 「……まさか、狩野さんって……男でも出来たんじゃ……!?」


 そして噂は広まり、曲解される事になる。それはたった数時間で、私には付き合っている人が居るだろうと、
そして、キスも済ませ、既に体験済みのビッチの仲間入りまで果たしたことになってしまった。

 あの時私の影が言った事は、こういう事だったのだ。
そして、その変化をいち早く嗅ぎ取った小夜は、私に駆け寄り何度もこう言うのだ。


小夜 「誰と寝たの!? 女!? それとも、ま、まさか男とっ!? 何処の誰よソイツは!!」

 恋 「だからぁ、違うってばぁ! ……キスは、したけど」

小夜 「>>895


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