過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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897:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/02(土) 23:22:26.02 ID:YOvgyC92o
小夜 「ガリッ(舌を噛む音)」

小夜 「……ひふぁい!! ひふぁいよぉ!!」

 恋 「そ、そりゃ舌を噛んだら痛いに決まってるじゃない! って、血まで出てきちゃってるし!!」

 恋 「保健室へ行こう!? 私が連れて行ってあげるから!!」

小夜 「ふぁ、ふぁー……ふぁー……」

小夜 (舌が痛くてマトモに話せないわ。噛み千切っていたら死んでいたわねこれは)

小夜 (でも、今の恋は……天使に見えるけれど、まるで別人。もしかして……)


―― 酷杉学園 保健室

 今日も鳥羽先生とのお悩み相談がお目当てなのだろう、多数女子生徒が駆けつけていた。
しかしこちらも一大事、その生徒達を掻き分けるようにしては、保健室へ押し入るのだった。


 恋 「鳥羽先生、小夜が、小島小夜が、舌を噛んで出血して!!」

鳥羽 「おやまぁ、小島君がねぇ。……珍しい事があるもんだね」

小夜 「……ふいまふぇん」

鳥羽 「舌を見せてみて。どれどれ……結構深く噛んじゃったみたいだね。傷が少々深い」

鳥羽 「とはいえ、応急処置くらいなら問題ないだろう。さてさて……」


 小夜は時折不安そうにこちらを見るのだが、私は微笑み返すことくらいしか出来ない。
だが、それが出来るようになっただけでも随分な進歩であった。そして、自分が生まれ変わったように変化したと、気付くのだ。
あの時のもう一人の私との出会いは、私そのものすら変えてしまった。それくらいに濃くて、深い口付けで――。


鳥羽 「まだ痛むかい?」

小夜 「いえ、その……ふぁんとか」

鳥羽 「昼食は控えた方がいいかもしれない。染みるだろうしね。後、飲み物も水だけにしたほうが良いね」

小夜 「ありふぁほーほざいまひふぁ……」


 鳥羽先生はちらっと私のほうを伺う。まるで何か話がしたいような様子で。
それに応じるか、それとも小夜を優先するか悩んだ私は、>>898を取る事にした。


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