過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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909:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/03(日) 00:01:00.18 ID:6y/ovzHFo
 影 「後、あなたの大事なお姉さん、水晶像となりましたー。終了っ!」

 愛 「またつまらない冗談をー。……本当に?」

 影 「電波はウソつかなーい! でも結構外れるんだよーこれが!」

 愛 「……ま、とりあえず予定通り実行っと。でも、確かにお姉ちゃんの帰宅が遅いし、メールだけ打っておこうかな?」


 既に駅前には、見知った顔が星空を眺めて棒立ち状態となっていた。
ベレー帽を被り、白貴重のフリルワンピースを着た少女を見て思う。そろそろ夏も近い、と。


 愛 「お待たせー、鳴ちゃん!」

鳴歌 「それ程待っていません。厳密に言えば三十分と一分と三十七秒」

 愛 「それ、待ってるっていうか、早く着きすぎっていうか」

鳴歌 「初めてのお仕事なので、緊張してるせいです」

 愛 「お仕事ねぇ……。というか、椎衣は白鳥先生経由で色々仕事を貰ってたらしいけど?」

鳴歌 「私はまだへっぽこなので、そういった話は一切貰えませんでした」

 愛 「そんな事ないと思うけどね。だって、ナイフって言えばナイフを出せるんでしょ?」

鳴歌 「のようなモノを、です。言葉に命を宿して具現化させるようなもので」

 愛 「それで十分じゃない。……それで、私を本当に助けてくれる?」

鳴歌 「勿論、先輩の為なら水の中火の中」

 愛 「それ逆だし言いづらいだけでしょ……。ま、ともあれ――」


 歩みながら進んでいたせいだろう、気がつけばというくらいに早く目的地に到着する。
余り人の寄り付かない路地に存在するそのカラオケボックス、一人カラオケに優しい料金のせいだろう。
ヒトカラ族が多数押し寄せている事で有名となっている。その中に私と鳴歌は入っていく。


店員 「らっしゃーせー! 何名様ですか?」

 愛 「あの、待ち合わせなので。行ってもいいですか?」

店員 「あー、どうぞどうぞー!」

鳴歌 「見事にスルー。さすが先輩。私ならそうはいかない」

 愛 「いや、別に褒められる事じゃないし……」


 そうして、小島小夜をとある一室で確認。彼女の様子はというと……>>910


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