913:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[らすとです]
2013/11/03(日) 00:10:11.90 ID:6y/ovzHFo
そうして、小島小夜をとある一室で確認。彼女の様子はというと……ブレイクダンス中。
ハッキリ行ってキモイ。時折お姉ちゃんの名前を発し、愛してるなんて叫んでいるから尚更キモイ。
テーブルはジュースのグラスが転げ、中身がテーブルを覆っており、お菓子は散らばりで散々であった。
鳴歌 「……愛先輩。……確認があります」
愛 「な、何よ。ちょっと今ドン引きしてるトコロだから、短めに」
鳴歌 「本当にあのキモ、いえ、女性を消す、つまり……[ピーーー]のですか?」
愛 「そのつもりよ。最悪、障害を負わせるレベルまでに持ち込むつもり」
愛 「そうでもなれば、自分はこんな姿だからと、お姉ちゃんを諦めてくれるでしょう」
鳴歌 「そんなものでしょうか。そして、そんな簡単に済むでしょうか」
愛 「済むの。……鳴ちゃん、お願い」
鳴歌 「……停電して」
彼女の言葉が奏でられて暫く、突然このカラオケボックスの電気系統はシャットアウトされる事になる。
暗闇となり、辺りからざわめきが聞こえる中、小島小夜も突然暗くなっては様子が変わったのだろう。
だが、己が狙われるとは思っていないのか、「ふぉへは恋が会いにひふぇふれはほよー!」と訳の分からない事を叫んでいる。
思えば、幼少の頃から姉の事を好いていたのかもしれない。あのだめだめで、へたれで、どうしようもない姉を。
その姉を我が物にしたいが為に私は今動いている。それに後悔は今は無い――。
愛 「突入するよ! 鳴ちゃん、いい!?」
鳴歌 「では今回の武器は>>912で突入します」
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