929:ミント ◆MINTG/yggg
2013/11/03(日) 21:39:36.22 ID:3Uk8CSDro
リヴィ「お祖父様は吸血鬼なんですが、血を飲み飽きて代わりにお酒を飲み続けた結果…口から出血しまして…」
リオン「そりゃ飲みすぎだ!」
リヴィ「今は法律で人間の生き血を無許可で飲んではいけないというルールがありますの…
だからお祖父様は自棄酒を嗜むように…」
レイニア「まぁ人間魔族共存法は従うしかないわけですし…。」
リヴィ「折角人工的に血液を作る技術まで生み出したというのに…。」
しかし今となっては手遅れで、現在は輸血パックで生命を繋ぐ。そんな生活になっているらしい。
とりあえず世間話はここまでとし、本題に入ることになった。
リヴィ「神の使いが世界を滅ぼす…。それは我が組織のネットワークでもすでに把握済みですの。
セリルちゃんが止めてくれなかったらきっともっと大変なことになってたと思いますの」
レイニア「そうですわね…このまま滅ぼされていたかもしれないですわ」
リヴィ「一応あの壊れた拡声器のデータは採取して見た結果なのですが、
やはり地上では出回らない物質で作られていたことが確認されましたの。
なのであれは地上の魔族のイタズラではないということですの」
レイニア「ふむぅ…。」
二人の魔族が真剣に語る中、全く状況が掴めない過去に人間リオン。
その様子に気付いたのか、リヴィが語りかける。
リヴィ「リオンさんには少し難しい話でした?」
リオン「はぁ…すいません。」
リヴィ「無理もございませんの。まだ慣れてないはずですの。
それよりお食事はいかがですの?レイニアちゃんのところじゃ
お肉は出ないはずですし…」
レイニア「食しませんからね。肉は…」
リオンはとりあえずうなづく。そしてりヴィは笑顔で呼び鈴を鳴らすと>>930
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