過去ログ - むりやり小説ゲーム 三番館
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975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/09(土) 22:29:33.38 ID:EQnIrSnvo
 愛 (でも、今日はきっと大丈夫でしょ。三人で……クッキー鉱山に遊びに出かけよう!)


 クッキー鉱山。とはいえ、本当に鉱山という訳では無く、クッキー工場を一般に開放、
クッキーの製作工程から、販売まで。そしてあらゆるクッキーを製作し、披露している企業の集いでもあった。
しっとりしたクッキーから、パリッと香ばしいクッキーまで、いろんな種類のそれが集うその場所は、ちょっとした女子の人気スポットである。


椎衣 「むほぉ〜、クッキーが、山のように!!」

 愛 「ふふん、グーグル先生に問い合わせてみたところ、今日は感謝デーなんだって!」

椎衣 「さっすが愛先輩ッ! キッチリ調べてくるそこに痺れる憧れるゥゥ!!」

 愛 「……渡会さん、こうして三人一緒なら、鳴ちゃんにも話しかけられるでしょ?」

椎衣 「……うぅん、でも……神栖川さんって、ぶっちゃけ……」

椎衣 「死人にしか見えないっていうか……」

鳴歌 「先輩、二人で何をひそひそ話を?」

 愛 「あは、あはは、なんでもないよぉ〜、ね、渡会さん!」

椎衣 「え、あ、うん。何でもないかな……」


 鳴歌は不思議そうな顔をして、私に視線を向ける。こうして感情をちゃんと見せてくれるのに、
姉は目が死んでると言うし、渡会さんは死人にしか見えないとか言うしで、酷い話だと思う。

 では逆に、どうして私には彼女が普通に見えるのか。生きている人間として見れているのか。
そんな疑問がふと浮かんだりしたのだが、クッキー鉱山を巡っているとそんな疑問も吹っ飛んでしまって……。


椎衣 「やばっ、このバタークッキーお持ち帰りし放題っ!? 先輩、手伝って下さいよぉ!」

 愛 「渡会さんが敬語で話す時って、都合の良い時だけだよね」

椎衣 「だって持ち帰り放題なんだよっ!? 持って帰らないと二千円、大損じゃん!!」

 愛 「で、鳴ちゃんは楽しんでくれてる?」


鳴歌 「……>>976


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