過去ログ - エレン「俺がチートで・・・」アルミン「僕が巨人?」
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132:雨雪 東吾[saga]
2013/09/29(日) 21:19:21.02 ID:LJDd9NOt0
エレン「お前っ!」

アニ「アンタは私を信用していないんだろう?じゃあ裏切ってもアンタは私に文句は言えないはずでしょ。信頼関係ってものは・・・お互いで築くもんだから」

エレン「・・・お前がそっち側回ったら俺にはどうしようもねえじゃねえかよ」

アニ「安心しなよ。アンタの不甲斐ないところは言ってないから」

エレン「・・・はあ。心が弱かった俺が全部悪いのか。アニを信用した俺がバカだった」

アニ「私は・・・言うつもりはなかったよ、最初は。でもあんたが信用できないって言っていたのを思い出してね」

アルミン「決心してくれてありがとね、アニ。君はいいひとだ。まあ、エレンにとっては悪い人かもしれないけど」

エレン「ほんとだぜ・・・でも、俺があんなこと言わなければよかったわけか・・・」

アルミン「で、エレン。君は今僕がいったことを全て肯定したってことでいいかい?」

エレン「・・・ああ」

アルミン「君は・・・ミカサのことを本当に思っているんだね」

エレン「・・・家族だからな。あんなこと言っといてむしがいいかもしんねえけど。それでもアイツは今、俺の身近にいる唯一の家族。行方不明の父さんや死んでしまった母さんとは違う。でもあいつは俺のことに構いすぎだ。あいつは自分自身のことを全然考えちゃいねえ。俺はそれが嫌なんだ」

アルミン「それは偏見だよ、エレン。ミカサはある意味誰よりも自分のことを考えてるよ。ね、ミカサ?」

ライ・ベル スッ

エレン「なっ!?・・・ライベルコンビがなんか仲良く並んでやがると思ったら・・・そういうことかよ」

ミカサ「・・・今の話は聞かせてもらった。そう、私は自分のことをしっかりと考えている。私はエレンのそばにいたい。私も唯一の家族を守りたい。だって・・・私はエレンのことがその・・・大切だから」

エレン「・・・」

ミカサ「あなたを失えば私は一人になってしまう。それは嫌だ、ので、私も最近のエレンのように過剰な反応をしてしまっていたかもしれない。でも、私はしっかりと自分のことを考えたうえであなたの近くにいる。そのことを忘れないでほしい」

アルミン「・・・価値観の相違だよ、エレン。君の考えと僕やミカサの考えが違うのは当たり前だよね?ミカサにとっては君を守ることが存在理由と同義なんだよ」

エレン「ミカサ・・・俺は・・・またお前の家族になってくれるのか?・・・俺を許してくれるのか?」

ミカサ「何を言ってるの、エレン?私たちはずっと家族」

エレン「ミカサ・・・」

ミカサ「でも今回の仕打ちは許せない。私は本当にエレンに嫌われたと思ってひどく傷ついた」

エレン「・・・」

ミカサ「ので・・・」ポスッ

ミカサ「ギュッとして?」

エレン「・・・ああ、ああ」ギュッ

パチパチパチパチ

ライナー「・・・本当にいい話だ。互いが互いに思って誤解を産んでたが・・・仲直りできて本当によかった」ダーッ

コニー「おいジャン。なんか涙が出そうなんだがこれどうすればいいんだ?」グスン

ジャン「俺が知るかよ」ウル

マルコ「ほんと、ジャンは素直じゃないね」ウル

クリスタ「うわあ〜〜〜ん」グスグス

サシャ「おかしいですね。涙が止まりません」ウル

ユミル「おいベルトルさん。ライナーの泣き顔がキモイから何とかしてくれ」

ベルトルト「それは・・・無理だよ」

ミーナ「ほんと、アニってば天邪鬼」

アニ「・・・何のことだい」

ミーナ「ふふ」

エレン「・・・ライナー、ベルトルト」



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