過去ログ - エレン「俺がチートで・・・」アルミン「僕が巨人?」
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25:雨雪 東吾[sage]
2013/08/28(水) 14:08:26.44 ID:rCDwyBQo0
〜午後・対人格闘訓練〜

ドン

ライナー「っつ!」

エレン「わりいな、ライナー。手加減は苦手なんだ。つっても、こんな訓練やって何になんだよ。得物を持った相手に素手で立ち向かうなんてバカのすることだ」

ライナー「それは違うぞエレン。俺たちは既に兵士だ。ならば力無き者を守るためには、たとえ無茶なことであったとしても立ち向かわなければならない。兵士には引けないときがあるんだ」

エレン「そうか・・・確かにな」

ライナー「ん?あれは・・・」

エレン「アニ・・・だったか?アイツ、教官にバレないようにうまくサボってやがるな」

ライナー ピコーン

ライナー「よしエレン。あいつに兵士とはなんたるかを教えてやろうじゃないか」(さっきの仮をかえすために少し痛い目にあってもらおうか)

ザッザッザッ

アニ「ん?」

ライナー「教官の頭突きでもともと低い身長がさらに低くなることは嫌かろう」

アニ「・・・」イラッ

エレン(こえ〜、いつも怒ってるような顔してると思ってたけど、本当に怒っているときはその比じゃねえな)

アニ「あんたが相手になるのかい?」

ライナー「いや、こっちのエレンだ」

エレン「!?」

アニ「そうかい、だったらさっさと始めようか」

エレン「いや、いいけど。・・・ちょっと待て、これにはやり方が、うおっ」グルン

アニ「これでいいかい?」

ライナー「ナイフを取るまでが訓練だぞ」

アニ「ちっ」パシッ ヒョイ

ライナー「?何だこれは」

アニ「見てわからないのかい?ナイフだよ。次はあんたの番だろ」

ライナー「いや、俺は・・・」

エレン「やれよライナー。兵士には引けないときがあるんだろ?」スクッ

ライナー「ああ、そうだな。よし、こい」

スパン

エレン「すげえな、対格差のある男をいとも簡単に」

アニ「そう、もう行っていいかい?」

エレン「今日はもういいぜ。でも次から教えてくれないかな?」

アニ「・・・周り見てみな」

エレン「周り?」

アニ「真剣にやってる奴なんざ殆どいない。やってる奴はクソ真面目な奴か、あるいはただのバカか。配点が低いこの科目は憲兵狙ってる奴には絶好の骨休みの機会なんだよ。だから、私の休憩時間を奪わないでくれ。じゃあ」ヒラヒラ

エレン「おい!・・・行っちまったか。ライナー・・・気絶してやがる」




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