過去ログ - 少女騎士「輝く想いは竜の唄」 -SS速報VIP

過去ログ - 少女騎士「輝く想いは竜の唄」

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216: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:31:52.64 ID:0bUiPmrr0
少女騎士「普通の洞窟にしか見えないのですが……」

騎士「先に進んで行けば分かるって」

少女騎士「そうですか……あれ？」

以下略

217: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:35:26.49 ID:0bUiPmrr0
騎士「着いた……お、すげぇ事になってる」

少女騎士「やっと着いた……って、なんですかここは？」

騎士「見ての通り、ドーム状に空いた空洞だ。そこそこの大きさの竜なら普通に暮らせるくらいの大きさだ」

以下略

218: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:38:56.78 ID:0bUiPmrr0
騎士「ご丁寧に、その周りに花まで咲き誇って……日も当たるし雨も当たるから、ちょうどよく育つんだろうな」

少女騎士「これじゃあまるで……お墓……」

騎士「かつて……」

以下略

219: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:44:10.07 ID:0bUiPmrr0
騎士「お前……なんで……」

少女騎士「アレ……私、なんでおとぎ話の竜の名前なんて……」

騎士「あ、ああ……そっちね……」

以下略

220: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:47:31.50 ID:0bUiPmrr0
少女騎士「……その竜は……」

騎士「……お前の母さんな、実は……」

以下略

221: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:52:20.52 ID:0bUiPmrr0
騎士「ってか一般人立ち入り禁止ってどういうことだよ……」

巫女「知らないんですか？ここは竜神様を祀る場所、巫女である私以外は入っちゃいけないんですよ！」

騎士「そんなのいつ決まったんだよ……俺が村にいたころはそんな風習なかったぞ」

以下略

222: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 05:57:43.40 ID:0bUiPmrr0
巫女「え……あなたのご先祖様も？」

騎士「ああ……そうか、面白いもんだな……こうしてアイツが救った命が巡ってくるなんて……」

巫女「むぅ……だとしたら大元は同郷の人ですか……本当は見学はお金取るんですけど、今回は見逃してあげます」

以下略

223: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 06:00:35.51 ID:0bUiPmrr0
騎士「……まぁいいか、アイツがここに存在していた証はこれからも続いていくって事で」

ｷｷｯ!!

騎士「お、久しぶりだな。元気してたか？」

以下略

224: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 06:04:49.85 ID:0bUiPmrr0
巫女「そしてこれが竜神様が残したと言われる剣二本！」

少女騎士「……あれ？さっき父上が母上の使っていた剣だと言っていた気がしたのですが……」

巫女「聞き間違いでしょう、多分。人間が竜神様を孕ませたとかとんでもないですよ」

以下略

225: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/09/05(木) 06:11:20.09 ID:0bUiPmrr0
騎士「……」

巫女「こんなところですね！どうです？竜神様がますます好きになったでしょう！」

少女騎士「元々竜には好感を持っていますので、こういう竜もいるんだなと勉強になりました」

以下略

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