932:以下、２０１３年にかわりまして２０１４年がお送りします[saga]
2014/03/23(日) 00:05:26.54 ID:oRrdRbZG0
>>873
キョン「例えば」
キョン「消失長門が長門の双子の妹でキョンを取り合う仲だったら？」
長門「……」ﾍﾟﾗ
キョン「（という妄想をする俺は谷口をバカにできんのかもしれん……）」
長門「……」
キョン「……長門」
キョン「聞きにくい事なんだが、あの世界改変をやったとき」
キョン「その時生まれたあっちの長門はお前の意思で生み出したのか？」
長門「…………」
長門「一概にそう、とも言い切れない」
長門「私は改変後の世界まで干渉できた覚えはない」
長門「覚えがないだけで干渉したのかもしれない」
キョン「そうか、お前の意思の有無はわからないわけか」
長門「そう」
キョン「……向こうの長門はさ、俺を文芸部員に誘ってくれたんだ」
キョン「それでよ、まだ知り合って間もない俺を家に招待して晩飯までごちそうしてくれたんだ」
長門「……」
キョン「それで……俺は別れを言う前に向こうから帰って来ちまった」
長門「……」
キョン「確か、お前は同期を断り、断ったんだったな」
キョン「……まぁ、それも長門の選択だ、礼も聞いたことだ」
キョン「俺からも言わせてくれ、向こうの長門宛に」
長門「……」
キョン「世話になったありがとよ、ってな」
長門「……伝わった」
キョン「……そりゃよかった」
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