993:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/28(金) 01:04:00.99 ID:DbFdW1AA0
>>980
キョン「例えば」
キョン「ハルヒが不思議なものに興味を示さなくなったら?」
ハルヒ「その時、この世にあたしが体験していない不思議が消えた時ね」
キョン「必然的にそうなる、のか?」
ハルヒ「不思議が消えることもないけどね、バンバンでてくるわよ」
キョン「……なぁ、ハルヒ」
キョン「なんでお前って不思議に固執するんだっけか?」
ハルヒ「んー? 簡単に言えば普通じゃつまらない、から」
ハルヒ「普通よりは不思議なほうがいいじゃない、楽しいじゃない?」
キョン「確かにそうだ」
キョン「俺も昔はそうだった、宇宙人や未来人や超能力者に会えると思ってた」
キョン「でも、結局そんなことはないって分かったんだ」
キョン「……分かってたんだ」
ハルヒ「……分かってた?」
キョン「そんなことはないって知ってたんだ、そのはずだったんだが」
キョン「なんだ、お前に出会ってからはそうでもなかったんだよ、本当は」
キョン「……多分、宇宙人も未来人も超能力者も、異世界人だっている」
ハルヒ「…………」
キョン「そんな世界だって、お前が俺に知らせてくれたのかもしれない」
キョン「お前が俺に会って変わったかは知らんが」
キョン「俺はお前に出会って、色々と変わったよ」
キョン「なんせ毎日に満足できてるんだ、これほどうれしいことはないだろ」
ハルヒ「……そ、そう? 満足できてるんならいいんじゃない?」
キョン「ああ……ありがとよ、ハルヒ」
ハルヒ「な、なによ改まって! 言っとくけど、あたしはまだ満足してないんだからね!」
ハルヒ「あんたが勝手に満足するのはいいけど、あたしも満足させなさい!」
ハルヒ「それがあんたの役割! いい?」
キョン「……やれやれ、了解だ団長様よ」
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