過去ログ - 小梅「白坂小梅のラジオ百物語」Season3
↓
1-
覧
板
20
130
:
◆E31EyGNamM
[saga]
2013/09/10(火) 00:13:58.71 ID:oRlh9RFTo
もちろん、私は共に参りましたわ。
二人でとある場所に穴を掘り、丁寧に埋め……いえ、埋葬いたしました。
その間、彼女はずっと呪いのやり方を解説していましたわ。
いま思うと、あれは懺悔の一種だったのでしょうね。
自らの行いを私に打ち明けることで、自らの罪と向き合おうとする……。
そんな行為だったのだと思います。
正直、そのような呪いの術を事細かに聞くのは嫌でしたが……。
彼女の必死な様子に、口を挟むことは出来ませんでした。
ただ、最後に……。
人形を埋葬し終わり、二人で手を合わせた後で、私は彼女に約束させました。
『もう、これで終わりですわよね? 二度とこんなことはしませんわよね?』
『うん、もちろんだよ』
彼女は快諾してくれました。
『夜中に墓地に人形取りに来るのも、もうこりごり』
そんな風に笑って。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
217Res/113.10 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 小梅「白坂小梅のラジオ百物語」Season3 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1377432933/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice