過去ログ - ペトラ 「父さん、私、調査兵団に入る!」
1- 20
31:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/06(金) 21:06:01.01 ID:oscLW8Kc0

「俺たちも肉は食うから、生きもんを殺してる。 だが[ピーーー]ときには

なるべく苦しまねえよう、一思いに殺してやるだろう。

俺は知っての通り地下街出身だ。 あそこでは殺しは日常茶飯事だが、

それでもやっぱり目的はあった、金、女、メンツ、あとは異常っちゃ異常だが

[ピーーー]ことそのものに快楽を見出す奴。

共感はできねえが、行動原理を理解することはできるだろう。

巨人どもにはそれが全くない、だから人は奴らを恐れるんだろう。 」

無口な人だときいていたが、兵長は穏やかな声で話し続ける。

「これは持論だがな、恐怖を知ることは大事なことだ。

恐怖心がなければ舐めてかかり、いずれヘマをする。

適度な恐怖心と、それを制圧できるだけの精神力と戦意、あとは当たり前だが技術。

これがあれば、しばらくは生き延びられるだろう・・・ 」

珍しく饒舌な兵長に、勇気を出しておそるおそるきいてみる。

「・・・兵長は、やっぱり怖いんですか? 」

「当たり前だろうが。 奴らのきたねぇ手で触られるってだけでも気持ち悪いのに

その後さらにクソくっせぇ口の中で腐った唾液まみれにされるなんざ、

考えただけでゾッとするじゃねえか・・・ ・」

リヴァイ兵長が身震いするのがわかり、何だか少しおかしくなる。

「・・兵長、それって怖いっていうのとはちょっと違う気がします・・・ 」

「あぁ? 何も違わねえだろ・・・お前は奴の涎塗れんなっても平気なのか? あ? 」

「いえ、それはさすがに嫌ですけど・・・・・ 」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
67Res/57.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice