過去ログ - ペトラ 「父さん、私、調査兵団に入る!」
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39:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/07(土) 19:15:35.17 ID:M5Tgzxpp0

調査兵団への入団から4年、私は何回かの壁外調査を生き抜いて、
念願だったリヴァイ兵長の直属の部下となった。

いまやすっかり兵長の真似が板についたオルオも一緒だ。

(…もちろん、お世辞にも似ているとは言い難いが)


これは言っておかなくてはならないだろう…

ディータは死んだ。
トロスト区の壁が破られ、多数の巨人の対応に追われたあの日。

街の至る所に巨人が溢れ、いかにチーム討伐数を誇ろうとも精鋭は分散しなくてはならず、
私たちはそれぞれ同僚や後輩を率いて離れた場所で対応に当たっていた。

指示をしながら単独で巨人を削ぎ、時に危ういチームを補佐していた兵長が、
壊滅に近いチームに気づき、私に増援を指示していち早く向かっていった。

私は自身のチームに指示を残し、能力の高い2名を連れ急いで現場に向かった。

現場には三体の巨人と、今まさに倒された巨人一体。
一面に倒れ伏した、血にまみれた私の同僚達。
激しい怒りに体が熱くなる。

どれを削げばいい?と指示を待つ私に、兵長はひとりの兵士の介抱を命じた。

残りの兵士たちに1体を任せ、残りの2体に向かう。

「兵長?!」

先に巨人の活動を停止させるべきでは?と疑問に思いながらも
先ほど倒されたばかりの巨人の近くに横たわる兵士に近寄った。



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