過去ログ - ペトラ 「父さん、私、調査兵団に入る!」
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以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/08(日) 12:54:49.49 ID:jMGtF2tr0
一緒に戦いたいというエレンに本陣へ向かうよう指示する。
あなたに傷一つ負わせないことが私たちの使命なのだから。
苦しげに顔をゆがめる彼に、わざと失望して傷ついたふりをする。
エレンが仲間を求めていることは知っていた。
母を喰われ、父を失い、幼馴染からも引き離されて、巨人として忌み嫌われ。
仲間といえるのはリヴァイ班の私たちしかいなかったエレン。
まだたった15歳の子供なのに。
兵長から、腕だけ巨人化したときの私たちの応対に対して
かなりのショックを受けていたことをきいていた。
だからこそ私たちは親指を噛みきったのだ。
信じていないのか?仲間じゃないのか?こういえば従ってくれるとわかっていた。
卑怯なやり方だったかもしれない、でもそれしか方法はなかった。
私たちの思惑通りにエレンは離脱してくれた。
これで、心置きなく戦える。
私たちは今女型を仕留めるか、最悪でもエレンが逃げ切るまで時間を稼ぐのだ。
エレンの離脱を見届け、女型に向き直る。
相手がだれであろうと変わらない。
私たちは今できる最善のことをするだけだ。
後方支援部隊への攻撃を思い出す。
どうやらこちらの攻撃や軌道をかなり正確に読んでいるようだ。
・・・調査兵団の兵服を着ていたことから考えても、どこかの兵団に
紛れ込んでいたことは確かだろう・・・・裏切り者。
死に値する。捕獲など考えない。ここで始末してやる。
落ち着いていつもの連携をとる。
今のメンバーで一番の実力者はエルドだ。
私とオルオでまずは動きを止める。
エルドが正面から攻撃をしかけて注意を引き、女型の攻撃を受ける寸前に離脱する。
間髪いれずにガラ空きの左右側面から最速で迫り、交差して両目を深く切り裂く。
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