144: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:36:00.45 ID:SnhAI2sz0
「そう言ってもらえると助かる。
それで、返事なんだけど」
「は、はい」
145: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:41:09.49 ID:SnhAI2sz0
「はい…… え?」
146: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:46:29.65 ID:SnhAI2sz0
付き合ってほしい。
彼は本当にそう言ったのか?
そう理解した瞬間、胸のあたりに暖かいものが溢れだし、きゅっと締め付けられた。
147: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:47:29.77 ID:SnhAI2sz0
は、恥ずかしい台詞をよくこんなにポンポン言えますね…
嬉しいですけど。
148: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:48:09.81 ID:SnhAI2sz0
「ああ。
瑠璃はいい奴だよ。確かに俺はあいつのことが好きだ。
けどそれは人として好きってことで、女として好きなわけじゃねえ。
149: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:48:42.13 ID:SnhAI2sz0
すれ違い、一切会話をしなくなった二人―
この時点では、兄妹は「他人」になっていた。
150: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:49:35.17 ID:SnhAI2sz0
「そうですか。 けど、なぜわたしなんですか?
よろしかったらお聞きしたいのですが」
「なんでって…理由なんて特にねえよ。
151: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:50:01.28 ID:SnhAI2sz0
ならば、もう気にすることは何一つない。
「京介さん。
152: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:54:30.52 ID:SnhAI2sz0
「ふわああああぁぁぁぁぁぁぁ〜〜!!!」
抱き枕をギュッと抱きしめて、ベッドをごろごろ。
153: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:57:18.25 ID:SnhAI2sz0
『今、メール大丈夫ですか?』
送信っと。
すると程なくして
154: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 00:57:58.60 ID:SnhAI2sz0
そう思ってお誘いをしたのですが
『俺は別にいつでもいいけどよ
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