169: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:28:54.03 ID:SnhAI2sz0
「んじゃもう1回パラソルのとこに戻って、これ膨らませるか」
「はい」
170: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:33:05.19 ID:SnhAI2sz0
「うお!冷てえぞ」
彼にならってわたしも足をつける。
171: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:33:38.01 ID:SnhAI2sz0
身体をならすために、徐々に入っていく。
「ふ ふ ふわ〜〜〜」
172: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:34:41.17 ID:SnhAI2sz0
わたしは浮き輪をかぶっているから、後ろから京介さんが浮き輪に抱き付き足を蹴って進んでいく。
後ろから回された彼の手に、自分の手を重ねる。
173: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:35:11.84 ID:SnhAI2sz0
海へ行って泳ぐなんて、何が楽しいんだろう。
そう思う人もいるかもしれません。
暑いし、塩水で体はべちゃつくし、日焼けはするし。
174: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:40:41.26 ID:SnhAI2sz0
「疲れた…」
「くすくす、ご苦労様でした」
175: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:43:19.99 ID:SnhAI2sz0
そのとき
ぐきゅるるる〜〜〜
176: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:47:15.83 ID:SnhAI2sz0
「あの…わたし、おにぎりを持ってきたんですけど…」
「よし、それを食おう」
177: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:47:56.68 ID:SnhAI2sz0
そういうわけで、海の家では飲み物だけを買って、車に置いていたお弁当を取り出す。
パラソルの下に戻ってお弁当の箱を開く。
178: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/08/28(水) 01:48:22.29 ID:SnhAI2sz0
そう言って彼はお握りを次々と食べていく。
本当にお腹が減っていたんですね。
それとも、わたしが作ったからでしょうか。そうなら嬉しいな。
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