過去ログ - 村人「困ったことに俺が勇者らしい」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:16:03.86 ID:hOMFfWdq0

村人「どうしよう」

村女「本当ね」

村人「だってさあ」

村人「この村、魔王城のすぐそばだよ?」

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:18:56.37 ID:hOMFfWdq0

村人「旅する必要ないよね」

村女「経験も積めないわよね。貴方レベル1なのに」

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:24:01.58 ID:hOMFfWdq0
村女「聞きそびれたけど、どうして自分が勇者だなんて言い出したのよ?とうとう農家生活に嫌気が差して妄想を口にし始めたの?

村人「酷い言い草だな。証拠ならあるぞ、ほれ」

村女「何このセンスのかけらも無い模様。もしかしてこの腕にある十字架に虫の足が生えたような模様を自分で描いて勇者だーって言い張ってるのかしら」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:27:52.76 ID:hOMFfWdq0

村人「って、そこじゃないだろ。このページ見ろってのに」

村女「あら、貴方の腕にある落書きと同じ落書きが描かれてるわね。これ真似したわけ?著作法って知らないのかしら」

以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:31:49.90 ID:hOMFfWdq0

村人「っていうかさ、なんでお前は普通に俺の家にいるわけ?」

村女「ご近所さんなんだから別にいいじゃないの」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:35:25.62 ID:hOMFfWdq0

村人「待て、本題から相当ズレてるから修正しよう」

村女「なんだったかしら、私が貴方の子供を孕んだことだったっけ?」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/28(水) 01:37:38.54 ID:RDPN4UUKo
期待


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:40:52.26 ID:hOMFfWdq0
村人「さて、本題に入ります」

村女「貴方が勇者だって話よね。信じられないけど信じたふりしてあげる」

村人「突っ込んだらキリないからスルーするけど」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:45:25.46 ID:hOMFfWdq0

村人「でさ、紋章が出たってことは俺が勇者であるってことだよ。この本のページにもあるけど
『この紋章が右腕に浮かんだ奴は勇者だからな、これから過酷な運命とか理不尽な現実がてめーを襲うかもしれないけど、まあ気合と根性と運でなんとか乗り切って見せろよ。精々加護だけはつけといてやるからよ』
って話なんだよ。まあぶっちゃけこの話は俺がしようとしてる話とは関係ないんだけど………
…悪かった。俺が悪かったから喋ってくれ。寄り目してる人間に向かって話してる俺がバカみたいになるから」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:50:49.41 ID:hOMFfWdq0

村女「正直貴方の話余計なものが多過ぎるのよ、蛇足ばっかりよ。そんな過酷だとか運命だとかどうでもいいのなら省いて頂戴。さっさと要点だけを言え」

村人「仰る通りで…でさ、勇者ってことは魔王を倒すことを強いられるわけだろ?」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 01:55:39.41 ID:hOMFfWdq0

村女「魔王ってのは例えどのような世界においても大体の確率で悪者と決まっているのよ。それを討ち滅ぼすことの何が悪いと言うの?」

村人「俺らの知ってる魔王さんは良心の塊でしょうが!」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 02:00:36.35 ID:hOMFfWdq0

村人「えーとなんだっけ。そう、魔王さん超いい人って話。俺さ、こないだいつも通り畑仕事してたわけよ。そしたら魔王さんがうちの前通りがかってさ」

村女「貴様!誰の許可を得て我の領土で呑気に畑仕事をしている!許さん!貴様には一生目が覚めた時にドアを開けようとしたらノブから手がズレてドアに激突する呪いをかけてくれる!」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 02:05:27.09 ID:hOMFfWdq0

村女「それで、魔王が貴方の家の前を通りがかって何かしたの?農作物に媚薬効果でも植え付けられた?」

村人「そんななってたら儲かってるわ。単に精が出るねーって声かけられただけだよ」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 02:18:31.84 ID:hOMFfWdq0

村女「貴方のしょうもないエピソードよりも、私の体験談の方がよっぽどマシね」

村人「あれ、お前もなんかあるんだ。なんだか意外…」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 02:27:44.85 ID:hOMFfWdq0

村女「で、私の近くに魔王が来てね。荷物をお持ちしましょうか、なんて言うのよアイツ。私の身と心と初めては貴方に捧げるって決めてるのにね。あ、心臓もだったかしら?」

村人「アイツ呼ばわりは良くないだろ…でもまあ、お前のことだから断ったんだろ?」

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/28(水) 02:34:59.21 ID:hOMFfWdq0

村女「それで?貴方は私の隠された過去話までさせて何がしたかったっていうの?まさか勇者の紋章出たんだぜーすごいだろーってだけじゃないでしょ?」

村人「もしそうならお前の人生喰らい尽くしてやるみたいな顔しないでくれ。実際はさ、困ってんだよ。どうしたらいいのかわからなくて」

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 02:42:53.74 ID:hOMFfWdq0

村人「まあ、相談できる相手が少ないのは事実だけど、信頼できる人はいるよ」

村女「じゃあ、その人に相談するだけして私はお払い箱ってわけね。散々弄んでおいて飽きたら捨てるのね、人間の風上にもおけないわ、貴方なんて極悪非道の粗野で卑猥な猿よ」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 02:44:23.33 ID:hOMFfWdq0
続きは明日の朝以降にでも。書き溜めなんかないからぐっちゃぐちゃ。
ここからどうしようかな。


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/28(水) 09:13:12.96 ID:saDAPGv6O
おもしろい!期待


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 10:09:22.19 ID:hOMFfWdq0
>>19
ありがとうございます。稚拙な内容だけど見てくれて幸いです。

さて、スローペースだけど書き始めよう


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/28(水) 10:19:22.36 ID:hOMFfWdq0

村人「朝飯も食べたことだし、相談しに行こう、そうしよう」

村女「黄身がカチコチに固まったベーコンエッグなんて食べ物ではない!」

以下略



395Res/237.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice