3: ◆bsVOk5U9Es[saga]
2013/08/28(水) 21:09:33.72 ID:0wTRHLBzo
とはいえ運の善し悪しとは時と場合によって大きく変化するものでもありました。
例に挙げた二つでいえば、あがった私はやることが無くなってしまい、賽の目に引いた札に、一喜一憂する彼らを見てぼんやりとするだけしかないのです。
そういった遊びで常に勝つ私は、彼らにとっては間違いなく運が良いと見えたでのしょうが、一足先に暇になってしまった私にしてみれば運が悪いとも言えるのです。
皆が楽しそうにしている中、一人暇を弄ぶというのは子供心にとって非常につまらないことでした。
そして、何時であっても何であっても私に負け続ける結果しかない彼らも面白くはなかったのでしょう。
気づけば、私たちは体を動かす遊びをすることが多くなっておりました。
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