12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/29(木) 02:33:21.76 ID:8JyrJxz20
初秋、穏やかな陽光をうけて午後の授業を受けていた私の眠気は、けたたましいサイレンの音に吹き飛んだ。
窓から見ると校門で救急車が赤いランプを回していて、救急隊員やら先生やらがせわしなく動いているのが見える。
混乱でざわつく教室の外、廊下の方からバタバタという足音とともに灼ちゃんが飛び込んできた。
「宥さん!すぐ病院に向かってください、玄が!」
え?なに?黒?
ようやく事態を理解したのは、混乱する頭のまま灼ちゃんに引きずり込まれたタクシーの中でのことだった。
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