34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/29(木) 21:42:46.54 ID:Pb8MMJNZ0
公園には虫の泣き声だけが響いている
先程の笑い声は何処へやら
僕達は笑い疲れたかのように、てんとう虫型の遊具の中で座り込んでいた
外には人の気配が無く、お昼になって皆が食事をしに帰宅した事を知らせている
それは……男性との別れの時間が近い事も表していた
「……」
真「……」
最初の頃も感じた沈黙が遊具の中に充満する
そんな沈黙の中でも、時間だけは残酷に過ぎていった
「……真ちゃん」
真「ひゃ、ひゃい!」
沈黙を先に破ってくれたのは男性だった
不意を突かれた僕は、変な声を出してしまった
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