過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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101:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/05(木) 00:05:04.68 ID:GU6Tt7RZ0

セレス「わたくしはそんな<約束>、身に覚えがありませんわ」

セレス「過去のわたくしが何を言ったかは知りませんが」

セレス「そんな事態を許容するわけがありませんの」

苗木(だったらさっきの間違い方は一体なんだったんだ……)

セレス「わたくしがわたくしである限り、そんなゲスい話を」

セレス「<約束>するわけがないのです。おわかりですか?」

舞園「その先の話は理解していなかったのかもしれませんね」

舞園「ですが、いずれはそうなっていたと思いますよ?」

舞園「男と女が一つの空間にいるのですから、ね」

舞園「セレスさんと違って、私は本気ですから」

舞園「苗木くんがその気なら……今夜にでも……」

苗木「い゛!?」

苗木「だ、だ、だ、だから!!」

苗木(落ち着け誠! 素数を数えろ!!)

苗木(セレスさんの冗談も、舞園さんのペースに飲まれるなってことだ)

苗木(……たぶん、きっと、おそらく!)

苗木「…………」

苗木「……!」

苗木(……自分が自分である限り、そんなことをするはずがない?)

不二咲「…………」

苗木(そうだ……例え、二年の月日が経っていたとしても、その間に何があったとしても)

苗木(不二咲くんが人を殺すワケがないのと同じくらいに)

苗木(ボクがボクである限り、絶対に変わらないことがあるはずだ……!)


(コトダマ:<約束>)


苗木「その<約束>……」

苗木「ボクは、ボク達は本当にそのつもりで言っていたのかな?」

舞園「…………」

苗木「ボクが何を言ったのか、それはわからない」

苗木「何を見て、何を思ったのか。だけど」

苗木「本当に最悪の時は、確かにそういう事態になることを覚悟していたのかもしれないけど」

苗木「ボク達が今まで、裏切られ、殺されるかもしれないけど、必死で生き抜いてきたように」

苗木「ボクは外に出ることを」

苗木「一生閉じ込められたままなんてこと、諦めたりするはずがない」

舞園「…………」

苗木「いつか出られることを信じたはずだ」

苗木「今のボクと同じように。過去のボクも、きっと」

苗木「必ず」

舞園「…………」




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