過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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104:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/05(木) 00:08:15.83 ID:GU6Tt7RZ0

苗木「不二咲クン……!」

苗木(ボクじゃ……ダメなのか?)

苗木(ボクの言葉より、舞園さんの言葉の方が)

苗木(不二咲クンにとっては、<希望>なのか?)

苗木(ボクは、不二咲クンを追い詰めているだけなのか?)

大神「…………」

大神「不二咲よ」

不二咲「…………」

大神「この中の誰も、お主を責めぬ」

大神「苗木も、舞園も。誰であっても、この中の誰もがお前を責めぬ」

大神「お主を責めているのは、お主自身だ」

不二咲「……大神さんに、何がわかるの?」

大神「わかる。我も……」

大神「朝日奈と戦刃を死なせている」

不二咲「…………」

大神「辛いな。誰も責めてくれないというのは」

大神「誰も罰してくれないのは、辛いな」

舞園「…………」

大神「だが、考えていた」

大神「ずっと、考えていた」

不二咲「……何を?」

大神「朝日奈なら、どうしていただろうか、と」

不二咲「…………」

大神「朝日奈も、わからないというだろう」

大神「悩むだろう。しかし」

大神「朝日奈ならきっと、可能性を選ぶ」

大神「ここにいても<絶望>の安寧しかないなら」

大神「どれほど危険であっても、<希望>があるかもしれない世界に」

大神「きっと、選んでいただろうと思う」

大神「不二咲よ」

大神「ここに、可能性はあるか?」

大神「お主の望むことはなんだった?」

大神「何が、お主の<夢>だった?」

不二咲「…………」




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