過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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110:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/05(木) 00:15:22.22 ID:GU6Tt7RZ0

舞園「…………」

舞園「いや……」

舞園「こんな<絶望>しかない世界なんて」

舞園「こんなの、いや……!」

舞園「何もかも失くしても」

舞園「苗木くんが前を向いてくれていたら」

舞園「それしか……残ってなかったのに……」

霧切「…………」

霧切「苗木くんは全てをかけてこの学園を拒絶したけど」

霧切「それでも、あなたはここに残るの?」

舞園「…………」

舞園「ここには……もう」

舞園「何も、残ってない……何も……」

舞園「…………」

(座り込む舞園)

霧切「…………」

霧切「そう」

(霧切が苗木のそばにやってきて思い切り蹴とばした)

苗木「げふ!?」

全員「!!?」

苗木「げほ、げほ……!!」

霧切「猿芝居もいい加減にして」

舞園「――――」

舞園「え?」

苗木「あ、あはは……やっぱり、ばれちゃったか」

苗木(ボクはお腹の中に隠していた、輸血パックを取り出した)

苗木(刃物と一緒に、円卓の真ん中に投げ捨てる)

苗木「死ぬつもりなんて」

苗木「最初から、なかったよ」

苗木「ボクは……キミの<絶望>の笑顔の仮面を」

苗木「キミの中にある、ボクという歪んでしまった<希望>ごと砕くしか」

苗木「こんなやり方しか……思いつかなかったんだ」

舞園「…………」

霧切「本音を聞くためとはいえ、ね」

霧切「とりあえず全員を代表して遠慮なく蹴らせてもらったから」

苗木「……うん。すごく痛かったよ」

苗木「ごめん、みんな」

苗木「舞園さん……ごめん」

舞園「…………」




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