過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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58:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/01(日) 15:54:02.18 ID:LrSjH+To0

 27日目、朝

《食堂》


苗木「…………」

苗木「えっと。人、来ないね」

霧切「来たのはセレスさんだけね」

セレス「皆さん、迷っているようですわね」

セレス「舞園さんは放っておいていいのですか?」

セレス「個別に説得しているかもしれませんわ」

苗木「それは、ないんじゃないかな」

苗木「『卒業』の条件は全員の賛成なんだから」

苗木「舞園さんから見れば、自分だけが反対すればいいんだし。わざわざみんなを説得する必要はないと思うけど」

セレス「『卒業』させる為でなく、あなたを説得させるためだとしたら?」

セレス「まああなたに限らず、外に出たいと願うわたくしも含めてでしょうが」

霧切「だとしても、やはり今ここでわざわざ動く必要はないと思うわ」

霧切「意見の統一を彼女が望むなら、『卒業試験』を終えてからでも十分なはずよ」

苗木「…………」

苗木「昨日、ボクは……舞園さんの挑発に乗る形で『卒業試験』をすることになったけど」

セレス「挑発に乗った自覚はあったのですね」

苗木「うん。……ごめん」

セレス「謝る暇があったら彼女を説得する方法を考えてください」

苗木「それはもう、決めたから、大丈夫だよ」

セレス「……なんですって? 決めた?」

霧切「…………」

苗木「うん。決めたんだ。覚悟をね」

セレス「…………」

苗木「ボク、不二咲クンの様子を見てくるよ」

(苗木が出て行った)




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