過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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61:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/01(日) 15:56:05.31 ID:LrSjH+To0
《不二咲の部屋》


(部屋にあったコンピュータ関連の物は一切片づけられている)

不二咲「…………」

 ぴんぽーん

不二咲「…………」

不二咲「……はい」

苗木『ボクだけど。話せるかな』

不二咲「………うん」

(苗木が入ってきた)

苗木「……大丈夫?」

不二咲「…………」

不二咲「お昼に、『卒業試験』があるんだよね」

不二咲「全員が賛成したら、外に出られるんだよね」

苗木「……そうだね」

不二咲「…………」

不二咲「本当に、『卒業』していいのかな」

苗木「……不二咲クンは、外に出たくないの?」

不二咲「…………」

不二咲「そんなの……わからない」

不二咲「みんな、ぼくを責めてくれない」

不二咲「誰も、『不二咲が悪いんだ』とは言ってくれない」

不二咲「……言ってくれた方が楽なのに」

苗木「……だって、不二咲クンは悪くないからね」

苗木「誰にも責めてくれないから、ここにいようと思う?」

苗木「その罰として、ここにいるべきだと思うの?」

不二咲「…………」

不二咲「……楽な方に逃げているのは、わかってるんだ」

不二咲「でもぼくは弱いんだ」

不二咲「舞園さんみたいに、『仲間』を騙して嵌めてまで、黒幕を殺そうなんて思わない」

不二咲「苗木くんみたいに、それを出来てしまう舞園さんに、間違ってるから止めるなんて言えない」

不二咲「ぼくは、舞園さんも怖いけど」

不二咲「苗木くんも、怖いよ」

苗木「…………」



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