過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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99:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/05(木) 00:03:04.09 ID:GU6Tt7RZ0

苗木「……黒幕も、江ノ島さんも『仲間』だって……言うの?」

苗木「こ、殺して……殺しておいて」

苗木「あれほど激しく憎んでおいて、それでも『仲間』だっていうの……!?」

舞園「そうですよ=v

舞園「それがなにか?=v

苗木「…………!!」

苗木「……つまり、……キミは大事な『仲間』ですら」

苗木「目的の為なら、殺せるんだね」

苗木「目的の為に、『仲間』の心を更に殺すような真似が出来るんだね」

不二咲「…………」

セレス「それは、<絶望>側の思考に近いと思いますが?」

舞園「…………」

舞園「苗木くん」

舞園「苗木くんはどう思います? セレスさんの話」

舞園「私は黒幕側の人間だと、そう思いますか?」

苗木「……いや」

苗木「ボクはそう思わない。違うと思ってる」

苗木「出会った時の舞園さんは……ここに来たばかりの舞園さんは」

苗木「そんな歪んだ考え方をしていなかった。それだけは絶対だ」

舞園「だそうです、セレスさん。あなたの意見は少なくとも」

舞園「苗木くんは反対のようですが?」

セレス「ふう。ならば引っ込めましょうか」

セレス「元々、わたくしも本気でそうは思っていませんから」

桑田「ま、紛らわしいこと言うなよ……びっくりしたじゃねぇか」

セレス「ですが、皆さんも理解できたでしょう?」

苗木「……舞園さんが……どれだけ歪んでしまったか」

苗木「……知りたくは、なかったよ」

舞園「…………」

霧切「…………」

苗木「舞園さん。聞かせてくれるかな」

苗木「どうしてボク達は、この中で生きていかないといけないのか」

苗木「キミの考えを、改めて聞かせてほしい」

舞園「…………」

舞園「外の世界には、まだまだ<絶望>が溢れています」

舞園「私たちは、<希望>なんです。だからこそ、私たちは外に出たら」

舞園「<絶望>に犯された人々に、真っ先に狙われます」

舞園「生きること。生きて、将来に<希望>の芽を残すこと」

舞園「それが私たちがかつて誓い合った――<約束>です」

舞園「だから、危険な外の世界に、みんなを出すわけにはいかないんです」




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