過去ログ - 穏乃「ウルトラマンギンガ？」 -SS速報VIP

過去ログ - 穏乃「ウルトラマンギンガ？」

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411:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:14:39.47 ID:SfBD6JgZ0

　このとき穏乃はある不安を胸に宿していた。
　今まで戦ってきた怪獣はライブした人の欲望を何らかの形で叶える為に暴れていた。

　しかし今度は違うだろう。『園城寺怜を殺したい』――そんな欲望を持つ人がいるなんて考えられない。

以下略

412:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:15:15.46 ID:SfBD6JgZ0

怜「この机のノートに日付書いてた。多分この日の授業の日付やろ。20XX年6月25日」

怜「……！」

以下略

413:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:16:03.95 ID:SfBD6JgZ0

怜「……悪いけど、高鴨。頼むで」

穏乃「……はい！」

以下略

414:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:17:02.89 ID:SfBD6JgZ0

怜「行くで」

穏乃「……わ、分かりました」

以下略

415:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:17:43.41 ID:SfBD6JgZ0

穏乃「！」

　海鳴りの音がした。そう思うや否や、森の中にクロノームが出現した。
　過去の怜はそれに気付かず、一目散に走っていく。怜は銃を取り出し、怪獣と過去の自分に交互に視線をやりながら走る。

以下略

416:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:18:14.78 ID:SfBD6JgZ0

怜「こっちやこっち！」

クロノーム「ｷｭｺﾞｯｷｭｺﾞｯ」

以下略

417:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:19:08.37 ID:SfBD6JgZ0

ギンガ「ハァァ……」

　ギンガが腕を交差させると、クリスタルが赤く光り始めた。
　炎弾が彼の周囲に出現し、浮遊した。クロノームは気付かず、怜を追っている。

以下略

418:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:19:47.73 ID:SfBD6JgZ0

　しかし穏乃は唇を噛む思いだった。仕留め損なった。まだ、怪獣の中の人が見える。
　動いていないのはむしろこの状況に困惑しているからのようだ。

クロノーム「ｷｭｺﾞｯｷｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ」

以下略

419:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:20:16.46 ID:SfBD6JgZ0

クロノーム「ｷｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ」

　鞭がしなる。ギンガは痛む体を動かしてそれを躱し、背後に下がった。
　しかしクロノームは即座に触覚から電撃を放った。怪獣の近くでそれは衝突し、赤い光球となってギンガを襲った。

以下略

420:以下、新鯖からお送りいたします[sage saga]
2013/09/18(水) 17:21:09.50 ID:SfBD6JgZ0

クロノーム「ｷｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙｷｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙ」

　クロノームが悲鳴をあげると同時に体の穴から白煙が飛び出してきた。その勢いにギンガは撥ね飛ばされ、地面を揺らして大地に倒される。
　怪獣の青い体は白煙の中に消えていく。ギンガは急いで引き止めようとしたが――腕が空を切った。

以下略

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