過去ログ - アスカ「あんたには関係ない」シンジ「それもそうだね」シリアスver.
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/31(土) 08:39:33.29 ID:G0TmR9eZ0
ーそして彼は少しずつ気づいていくのだろう。ー



アスカ「―リリンが近付ける所まで移動するわよ。よっ!
―ホラ!/」
シンジ「あっ。」

シンジ(…まだ、分からないけど、今。

アスカが今僕といてくれることを…場を読めてないかも知れないけど、
それに少し安らぐ。)

シンジ(前の世界線でのミサトさんが言ってた。

『今の自分が絶対じゃないわ。後で間違いに気付き後悔する。』

『でもその度に前に進めた気がする。』

って。)

シンジ(…後、綾波が聞いてきた。

『碇君は分かろうとしたの?』


そう。
…結局、自分から分かろうとなんてしてなかった。

でも少なくとも今からは、僕もそうなれるか。

前に進めるんだろうか。分かろうとできるのか。

それこそまた、あっちでアスカに言われた“傲慢な思い上がり“なのは分かってるけど。)

シンジ(…いや、分かることはできない。

それが祈りみたいなものだってことは、僕自身が一番よく知ってるから。)

シンジ(…けど、自分がアスカにもう一度会いたいと願ったから、あんな形ではあっても、あの世界で赤い海から還ってきたんだ。)

シンジ(今度はどうして自分がそう願ったのか、その答えを知りたい。

あの時の気持ちを本当だって思った理由を。)

シンジ(―せめて今この世界線にいるからには、ここにいる
アスカを見て。)




アスカ「ー…モタモタするなホモシンジ。」

シンジ「…。」

黒波「…?」

黒波(…ホモって…何?)

そして赤い大地を歩いていく3人。



つづく(…と称す終劇。)



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