過去ログ - 魔王「勇者が金欠過ぎて街の飯屋でアルバイトしてる、だと……?」
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114: ◆4jPnOLgqH.[saga]
2014/02/11(火) 00:03:45.38 ID:wMQUFdc90
魔王「ほ、ほぉ、ここが新しい住処か。魔王城のサラダバーよりも手狭だし、少々埃っぽいし、所々の床が軋むが……な、中々住み心地は良さそうだな」

秘書「主、良いのですよ。魔法で部屋に防音を施しました。正直な感想を思いっ切りどうぞ。自分は耳を塞いでおりますので」

魔王「…………すぅぅぅぅぅぅ――」


魔王「何故あたしがこんな見窄らしい場所に住まねばならんのだ!あたしはただ勇者の様子を見に来ただけだぞ!? というかあたしは魔の王ぞ!
   なのに、『たかが珈琲一杯で借金塗れだ!下町食堂で給仕仕事だ!』何故だ!くそっ!この出出し一文だけで小説が一本書けそうだ!」


秘書(流石主、怒りで漏れ出した魔力が声に乗り、耳栓の魔法をしていても鼓膜に損傷が見受けられます)キ~~ン

魔王「ぜぇ、はぁ……ぜぇ、はぁぁぁ……あぁスッキリした。秘書助、もう良いぞ」

秘書「流石主です。自分の防壁魔法を施した壁にまで亀裂を入れるとは、相変わらずの魔力量で。感服致しました」

魔王「別にこれ程の魔力、ただ漏れ出しただけだ。それと今回の件、半分以上お前のせいだからな。給料は三割カットだぞ。覚えておけよ」

秘書「………………へぁい」ズーン



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