過去ログ - 魔王「勇者が金欠過ぎて街の飯屋でアルバイトしてる、だと……?」
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17: ◆4jPnOLgqH.[saga]
2013/08/31(土) 23:54:12.81 ID:OeENFgkc0
勇者「お待たせ致しました!チキンカレーに、日替わりランチです!伝表は、こちらの方に置いておきますね。どうぞごゆっくり」

魔王「おぉ……見ろ、見ろ秘書助!カレーのルーが変な器に入ってるぞ!ご飯もなんか黄色だし!こ、これはどう食べれば良いんだ!?
   ルーの中に御飯を突っ込めば良いのか!? それともルーをぶっ掛ければ良いのか!?」

秘書「ライスが黄色い理由は、サフランで香り付をしているからですね。ルーは、食べる分だけライスに掛けていくのが基本かと」

魔王「なるほど……ご飯から匂いがするのは、そのサフランのせいか。じゃぁ早速――」

勇者「すみません御客様、もしやフォークが足りなかったりしませんか?」

魔王「ふ、ふぉーっ!?」

秘書「おや……確かに足りませんね。何処に行ったのでしょうか、不思議ですね」

魔王(こいつ……滅茶苦茶白々しいな。自分で投擲した癖に……しかも自分で使う用のフォーク投げたせいで食べれてないし)

勇者「あぁやっぱりさっき飛んできたフォークは御客様のでしたか!代わりのフォークをお持ちしましたので、こちらをお使い下さい」

秘書「………………ほう」

秘書(フォークを背面で掴んだ上に、どちらの方向から投擲されたかも正確に察知した訳ですか。やはり先程の気配察知は偶然ではありませんね。
   危機感皆無だと思っていましたが訂正させて頂きましょう。この御方は列記とした勇者ですね……間違いありません)



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