過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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14: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/09/03(火) 22:43:40.26 ID:aSNq81Rdo

「これは、どういうこと………?」

上条以上に驚いていたのは、インデックスだった。その両目は驚きに大きく見開かれていて、ともすると『自動書記』起動時の彼女を彷彿すらさせた。

「インデックス、一方通行のこれは魔術なのか?」

「分からない、」

「実際にその場に居合わせなければ魔力を感じることはできないから、この映像だけでは判断できないよ。」

インデックスは、変わらず淡々とした口調で答える。その目は壁に映し出された一方通行の様子を瞬きもせずに見詰めていた。

「でもインデックスの知識なら、映像からだってある程度判断できるんじゃないか。」

実際、これまでにも彼女はその場に居合わせずとも、電話などで上条が伝える断片的な情報からその魔術の正体を解き明かすことに何度か成功している。言葉だけでもそれだけの判断ができる彼女であれば、映像からも十分な情報を得られるのではないかと上条は首を傾げた。

「本当だったら、そうだと思う。」

「魔力を感じることができなくても、これだけの映像があれば私はきっと魔術の正体を予測することができる。」

「それができないんなら、やっぱり魔術じゃないんだろ。」

超能力者に魔術が使える筈がなく、あらゆる魔導書を記憶している『禁書目録』が知らないのだからやはりこれは魔術ではないのだ。何か、理屈は全く分からないが、一方通行という能力は自分たちには想像がつかないような使い方ができるということなのだろう。
上条がそうやって納得しかけたとき、インデックスが呟いた。



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