492:1[saga]
2013/09/11(水) 18:39:20.14 ID:gm/7cgQ20
カイト「なんてこった…俺たちを助けてくれたのがかつての特命係の人たちだったなんて…」
亀山「いや…死んだ彼らが右京さんとキミを助けに来てくれた。
たとえ死んでも特命係の絆ってのはそう簡単に断ち切れるものじゃないって事さ!」
493:1[saga]
2013/09/11(水) 18:39:56.35 ID:gm/7cgQ20
角田「よ、暇か!…って新旧相棒勢揃いじゃねーか!どしたの?」
亀山「あぁ…俺まだサルウィンに帰るのに日数があるから…」
神戸「僕も…まだこの事件でスッキリしてない部分がありましてね。」
494:1[saga]
2013/09/11(水) 18:40:26.76 ID:gm/7cgQ20
カイト「じゃあ元々『伊熊平八郎』はあの場所に住んでたって訳ですか。
けど…何で娘の『貞子』が『井戸』に閉じ込められたのに家を売却したんだ?」
右京「なるほど、そういう事でしたか。これで繋がりました。
みなさん、すぐに『南箱根療養所』に行きましょう。」
495:1[saga]
2013/09/11(水) 18:41:03.50 ID:gm/7cgQ20
『南箱根療養所』
9月3日、AM11:00
496:1[saga]
2013/09/11(水) 18:41:58.61 ID:gm/7cgQ20
こうして看護師は病室から出て行き特命係の面々は『伊熊平八郎』と再度対面した。
伊熊「アナタタチハ…サダコハドウシマシタカ?」
右京「『山村貞子』は再び『井戸』の底へ戻りました。復活する心配はないでしょう。」
497:1[saga]
2013/09/11(水) 18:43:18.34 ID:gm/7cgQ20
伊熊「ソウデス、ワタシガサダコヲイドニトジコメタンダ…」
神戸「何故…そんな事を…」
そして『伊熊』は語り始めた。
498:1[saga]
2013/09/11(水) 18:45:30.55 ID:gm/7cgQ20
右京「なるほど、やはりそういう事でしたか。
最初にあなたにお会いした時『貞子すまなかった。』と仰ったのでもしやと思いましてね。
それに『井戸』があった場所は元はあなたの邸宅があったと聞いています。
そんなあなたならば『貞子』を『井戸』に閉じ込めるのも容易いでしょうね。」
499:1[saga]
2013/09/11(水) 18:46:03.25 ID:gm/7cgQ20
亀山「そんな…アンタ実の娘だろ!何でそんな事をしたんだ!?」
神戸「亀山さん抑えて!重病患者ですよ!」
伊熊「サダコハ…モハヤワタシガテニオエルソンザイデハナカッタ…ワタシモ…サダコヲイドニトジコメタアト…
500:1[saga]
2013/09/11(水) 18:47:10.95 ID:gm/7cgQ20
右京「もうひとつ聞きたい事があります、恐らくあなたは『劇団飛翔』の団員たちと
『宮地彰子』の死体を何処かに隠したはず、そうではありませんか?
それだけの死者が出たにも関わらず彼らの死体は発見できず現在も未だに行方不明。
そして『山村貞子』は30年も『井戸』の底にいた。
自然に考えれば隠せるのはあなたしかいないんですよ。」
501:1[saga]
2013/09/11(水) 18:47:50.23 ID:gm/7cgQ20
〜旧伊熊邸付近〜
9月3日、PM14:00
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