92:1[saga]
2013/09/02(月) 08:38:55.85 ID:PdUwOLb+0
和江「二人は義父に『貞子』さんと『志津子』さんの事を聞いた数日後に
本土で『貞子』さんの遺骨を引き取ってくれとの連絡が入りました。
養父はその遺骨を引き取り…それから…」
右京「海に埋葬したのですね。」
93:1[saga]
2013/09/02(月) 08:39:45.73 ID:PdUwOLb+0
右京「ひとつお聞きしたいのですが、あなたは昨日僕たちが訪れた時に
『あなたたちのような本土の人たちに何度も関わったばかりに』と仰いましたね。
『何度も』…つまり僕たちや浅川さんたちの他にもここに『山村親子』について
尋ねに来た人がいるんじゃないのですか?」
94:1[saga]
2013/09/02(月) 08:40:14.05 ID:PdUwOLb+0
フェリー乗り場
8月28日、PM12:00
95:1[saga]
2013/09/02(月) 08:41:54.16 ID:PdUwOLb+0
女性「私、一度だけ山村の家に遊びに行った事があるのよ。
『志津子』さんの事件があってから暫くはあの家にあまり人が近寄らなくなったんだけど
私は貞ちゃんの友達だったから…親に黙って遊びに行ったのよ。
それでね…その時に既に気が振れた志津子さんが私を睨んでて…それで恐くなった私は
貞ちゃんとはぐれて家の中で迷子になったのよ。
96:1[saga]
2013/09/02(月) 08:42:49.33 ID:PdUwOLb+0
東京に戻った直後彼らは警視庁の特命係の部屋に戻っていた。
〜特命係〜
97:1[saga]
2013/09/02(月) 08:44:05.61 ID:PdUwOLb+0
右京「やはりそうでしたか、若い男女が長時間一緒に行動しているのですから
もしかしたら二人はただならぬ関係かと思っていましたが…なるほど。」
角田「それでな二人には子供がひとりいたんだが…
名前は『浅川陽一』といって事件当時はまだ小学1年生だった。
98:1[saga]
2013/09/02(月) 08:44:43.12 ID:PdUwOLb+0
角田「当時大学生で今は城南大学の教授の『高野舞』って女だ。」
カイト「『高野舞』!杉下さん…この事件一体どうなってんですか!?
調べれば調べるほど謎が深まるばかりじゃないですか!」
99:1[saga]
2013/09/02(月) 08:45:14.31 ID:PdUwOLb+0
角田「フフフ、…と普通は思うだろ、だが組対5課の課長を舐めるなよ!
実はな『貞子』の方は無理だったが父親の『伊熊平八郎』の居場所が判明したんだよ!」
カイト「『伊熊平八郎』って『山村貞子』の父親ですよね!まだ生きてるんですか!?」
100:1[saga]
2013/09/02(月) 08:45:59.71 ID:PdUwOLb+0
〜南箱根療養所〜
8月29日、AM10:00
101:1[saga]
2013/09/02(月) 08:46:34.03 ID:PdUwOLb+0
カイト「『伊熊』さん、わかりますか?我々は警視庁の者なんですけど!
伊熊「…シュコー…」
カイト「ダメですね、ピクリとも動きもしない…
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