過去ログ - サーニャ「星に願いを」
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12:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:10:37.78 ID:qshCWE1+0



「だから、ダメ……」

私は彼女が言い終わるのと同時に、その小さく細いカラダを抱き寄せる。強く、強く。

「……っ! は、離してください、離して……」

「変わったとしても、私はサーニャちゃんが好きなのは変わらないと思うんだ。
それに……そうやって変わっていくのは、成長したってことじゃないのかな。
キミが好きな私に、なれるのだとしたら。それはとっても嬉しいんだ。
きっとそれは私だけじゃない。キミも、少しずつ変わっていく……それが私のためなら、嬉しいな」

「……もう、優しくしないで……」

しかし、彼女は腕を解こうと暴れることも、逃げ出そうともしない。

「どうして? 好きな子に優しくするのは、当たり前だろ?」

彼女は私の胸で泣く。声も上げずに、たださめざめと。






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