122:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/05(木) 02:29:55.93 ID:xFze3zB60
口汚く吐き捨てながら服を下だけ乱暴に穿いて走る。背後から兄弟の小さい声が聞こえた。
「…また、間違えてしまったのか…?」
走り抜けながら、胸にはここに来て一番の胸糞悪さが襲っていた。
歩き続けてしばらく、流石に俺は冷静になっていた
大和田「……クソ、やっちまった」
感情のままに理不尽な言葉を友にぶつけてしまった後味の悪さにどうすればいいのかわからず、ただ歩き回っていた。俺は行き先を自分の足に任せ、どう兄弟に話をつけるか考えていた。しかし考えはまとまらない。
まとまらない頭の中に、俺の心を逆撫でしたアイツが悪いんだという自分勝手な感情がじわじわと浸透していく。そんな己の弱さに俺は見ないふりをした。
気がつけば俺は図書室の前にいた。俺よりは兄弟の方が似合うだろうその場所は、勿論馴染みが無え。俺は深く考えずにドアを開けた。そこに居たのはー
十神「…だれだ、ここは俺の場所だぞ。今すぐに出ていけ」
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