過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」
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381:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/19(木) 02:35:56.28 ID:mWCXpJWd0
大和田「…兄弟もいんだろ?」

不二咲「…石丸君も、頼りになる人だし、優しい人なのはわかるんだ。でも…」

不二咲「こんな嘘ついてた僕を石丸君は許してくれるかな…って思っちゃったんだ」

不二咲「石丸君は頑張らない人が嫌いだから、努力から逃げた僕は軽蔑されるのかな…って思うと、怖くて言えなかった」

大和田「なんで言おうと思ったんだよ。黙っててもバレなかったろ」

不二咲「…封筒に入ってた僕の秘密が、これだったから」

大和田「…ま、だよな」

不二咲「僕、いつか男らしくなれたら女の子の服は脱ごうって決めてたんだけど…このままだと、男らしくなれる前に、男って知られてしまう…」

不二咲「だからって!僕のこんな情けない秘密のために誰かが犠牲になるなんて……そんなの駄目だよ」

不二咲「だから思ったんだ。変わらなきゃって」

大和田「…………」

不二咲「…このまま待ってたんじゃ、駄目なんだ。変わらなきゃ、変わろうとしなきゃ、男ってバレたとしてもずっと弱い僕のままなんだ」

大和田「…だから、か?」

不二咲「うん」

大和田「もう強えだろ…十分よ」

不二咲「ううん!僕、強くなりたいんだ!大和田君みたいに、強くて男らしく!」

大和田「…………」



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