456:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/09/28(土) 20:23:21.40 ID:uCs3IQEQ0
桑田「…そんなこた無えだろ。多分」
石丸「…ならば何故…」
桑田「…会ってまだ一月たってねえじゃんオレ等。そんな奴相手に秘密を打ち明ける…ってやつも少ねえと思うぞ?」
石丸「そうか…それもそうだな…そういうものだな」
桑田「え?おい石丸?」
石丸「僕にとって彼は唯一無二の友だ…しかし兄弟にとっては会って一月も経たない、出会ったばかりの人間でしかない…」
桑田「い、いやそれは言い過ぎじゃね?そこまで酷くないって!」
石丸「兄弟が僕のことをそんな風に、軽んじる人間ではないと思ってはいるのだ。しかし…」
石丸「しかしどうにも考えが偏ってしまう。嫌な方に嫌な方へと流れてしまうのだ」
桑田「…疲れてんだよ。なあ、もう寝ちまえって」
石丸「眠れない…目が冴えている…」
桑田「目ぇつぶってるだけでもいいって言うじゃん?横になっとけよ!」
石丸「…ああ、いまなら苗木君の気持ちがわかる」
桑田「苗木?」
石丸「苗木君は、ずっと「舞園君は悪くない」と言い続けていた。…僕もそうしたくてたまらない…」
石丸「だが、僕にはモノクマが全て悪いのだと断ずることができるほどの強さがない。何処かで兄弟の行動を許せない自分もいる…」
桑田「それが普通だっつーの」
石丸「苗木君のような強さが欲しい…君たちは悪くないと、悪いのはモノクマだと、兄弟たちに伝えられたらどれだけいいか…」
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