過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」
1- 20
498:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:33:42.98 ID:3MQwV/Li0
不二咲「…きっと、軽蔑される…」

石丸「…誰に?」

不二咲「…みんなにきっと気持ち悪いって思われるよぉ…」

不二咲「それが、恐い…」

石丸「……君は、体を鍛えたいのだったな」

不二咲「……え?」

石丸「兄弟が言っていたではないか。あの時の君の目は輝いていた。目標を見つけ、まえに進むことを決めた者の顔だった」

不二咲「……」

石丸「あのタイミング…ということは「体を鍛える」ということが何か秘密に関係あるのだろう?」

石丸「君は秘密の暴露という恐怖を乗り越え、前に進んだ。…ということは、その秘密とやらはすでに君の中では過去の物なのではないだろうか」

石丸「乗り越えたのであれば、何ら恥ずかしがることはない。むしろ過去を乗り越えたことを誇るべきだ!僕はそう思うぞ!」

不二咲「……」

石丸「…僕にも、打ち明けてくれないだろうか」

不二咲「う……」

石丸「確かに僕は偏見の塊で、兄弟のように頼りがいがあるわけでもなく、他人の気持ちも推し量れない情けない男であるだろう」

不二咲「そ、そんなことないよぉ!石丸君は真面目だし、意思も僕と違って強いし…何より、男らしいよぉ…」

石丸「…ならば君が兄弟に打ち明けたように、どうか僕にも苦しみを分けて欲しい。こんなに頼りない人間ではあるが、僕も君を支えたいと思っている」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/603.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice