73:以下、新鯖からお送りいたします
2013/09/03(火) 00:56:45.63 ID:AoxTbu740
霧切「来たわ。でも、捕まえられなかった」
苗木「凄いスピードで自分の部屋にはいっちゃったんだ。止める隙なんてなかったよ」
石丸「どんな、様子だったかね?」
霧切「少ししか見えなかったけど、怯えていたわ。…石丸君、あなた何かしたの?」
苗木「ちょっと霧切さん!」
石丸「何もしていない。倉庫で見かけたので話しかけたのだ。転んで立てない様子だったので立たせてやろうとしたのだが…」
霧切「それね…桑田君は今、ひどく怯えているわ。だから突然話しかけられて気が動転したんでしょうね」
苗木「桑田君…」
石丸「あんなに…酷い様子だとは思わなかった。最初見た時は彼だと思わなかった」
倉庫に入る影が赤い髪を持っていたことは最初からわかっていた。赤い髪を持っている者など、この学園が閉鎖されている限り桑田君しかいないのに、僕の脳はその影が桑田君であると判断しなかった。…その背中があまりに小さく、自分の知っている桑田君と結び付けられなかったからだ。
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