831: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/11/27(水) 00:40:55.75 ID:i9/tsOf+0
不二咲「…そ、そうだよ。負けることなんて考えられない」
葉隠「な、泣くなって…。なんでそこまで頑張れるんだべ…怖いんだろ?」
不二咲「…うん。怖くて怖くてたまらない。もしも負けちゃったら…って考えると足が止まって…体が震えてきちゃうんだ…だから今は必死になって強い僕を僕は忘れないようにしてる」
不二咲「……ねえ、葉隠君はどうして部屋を出てきたの?」
葉隠「…え?」
不二咲「怖かったんだよ…ね?」
葉隠「……」
不二咲「きっと僕でも同じ事をしたと思うよ。だって待ちつづける事ってとても辛い事だから。怖い事を我慢して、自分以外を信じて一人で結果を待たなきゃいけないなんて…辛いと思う」
不二咲「だからね葉隠君。もしも不安なんだったら…他に心細い気持ちで頑張ってる人のところに行ってあげて」
葉隠「…は?」
不二咲「葉隠君の他にも同じように不安な人はいると思うんだ…。…ね?石丸君。待ってる人がいるよね」
石丸「…ああ。なるほど。そうだな!葉隠君の力が必要な人がいるな!」
葉隠「えっ?お前ら何勝手に盛り上がってんだべ?」
石丸「葉隠君と話していると本当の自分になれる…そう言っていたな。そういえば」
不二咲「待ってる人のことはわかった?葉隠君」
葉隠「……」
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