835: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/11/27(水) 00:45:22.29 ID:i9/tsOf+0
朝日奈「…わかってる。さっきも石丸に似たようなこと言われたから。覚悟がないとやられちゃうって」
葉隠「あの怪我で言われると反論できねぇよな…」
朝日奈「葉隠も見たんだね。よくやるよね、みんな。…ほんと私こんなところで何やってるんだろ…」
朝日奈「嫌なの。さくらちゃんを助けるって決めたくせに守られて庇われてる自分が嫌でたまらない…」
朝日奈「こんな言い方したら悪いけどあの不二咲君だってあんなに頑張ってたのに…私は殆ど空の救急箱持ってうろうろしてるだけ」
朝日奈「そんな意味も無いことをして、何かをした気になって、みんなの力になった気でいる自分が嫌」
朝日奈「やだ……もうやだよ…」
葉隠「…はあ。なんでこうなるんだべ…」
朝日奈「…葉隠はいいよね。いつだって自分の好きなようにできるんだから」
葉隠「はあ?どういう意味だ?」
朝日奈「いつだって自分のこと最優先に行動してるじゃん。そんなの普通できないよ」
葉隠「…嫌味か?」
朝日奈「…事実でしょ?そうやって結局は逃げるんだ。自分だけよければそれでいいんだ」
葉隠「だったら逃げればいいだろ!逃げることもできねえくせに全部俺のせいにすんな!」
朝日奈「……」
葉隠「…あ、いや、今のはな…」
朝日奈「…ごめん。八つ当たりした」
葉隠「はぁ…」
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