過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」
1- 20
975: ◆Nv7JqrEoRxto[saga]
2013/12/19(木) 00:56:16.81 ID:nUGALjYx0
石丸「なんだこれは…?」


部屋に大量に飾り付けられていたのは風船だった。赤、桃、黄、青…色とりどりの風船が花のように飾り付けられていた。
部屋の入り口には『お誕生日おめでとう』とかわいらしく装飾された看板が飾られていた。
壁の殆どを風船と折り紙で作られた鎖で埋められている中、一角だけ壁の見えている場所があった。


石丸「これは…写真…?」

薄紫の髪をもつ幼い少女が男性と写っている写真が何枚も飾られていた。

石丸「この写真は…合成ではないか」


しかしまともな写真と言えるものは少なく、その殆どは別々の写真を組み合わせたものであったり、他人の写真に顔だけがコラージュされているものばかりだった。
壁から外れた風船に何かがうもれていることに気がつき風船を退ける。


石丸「なんだこの汚い字は…『きょうこちゃんと…お父さんの思いで』…響子?」

石丸「そうか…この写真は霧切君とお父さんのものなのか」

石丸「しかし何故このような写真が大量に…?」


うすら寒いものを感じる。
何故この殺し合いの舞台にこのようなものが存在しているのか、理解ができない。

石丸「桑田君たちは一体どこだ…」

石丸「…ここにも扉が」

風船と花に埋れた入り口を見つけ、開けた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/603.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice