過去ログ - 勇者「真夏の昼の淫魔の国」 -SS速報VIP

過去ログ - 勇者「真夏の昼の淫魔の国」

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437: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 03:57:30.03 ID:KkJqIXbko

衝動は、『そんな自分』を追体験した今でも、消えてはくれない。
だが、身を任せたことは無い。
そうさせないのは――――新しい『七日目』の翌朝、彼女の、花の咲くような笑顔を見たからだ。

以下略

438: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 03:58:43.25 ID:KkJqIXbko

のぼせ上がるほどの熱さで、目の前がクラクラする。
もたれかかるように彼女の背へ顔を押し付け、ぎゅっ、と両手を握り締めてしまう。

「い、たっ……！」

以下略

439: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 03:59:33.43 ID:KkJqIXbko

「んーっ……！　ふ、んんっ……！　んぁぅぅっ――――！」

舐られたままの唇の中に、彼女の淫声がこだまし、そのまま、勇者の頭へ反響する。
脳髄に直接響くような絶頂の喘ぎは、奥底へと浸透し――――

以下略

440: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 04:00:10.21 ID:KkJqIXbko

＊＊＊＊

一週間も経つと、全てが元通りになった。
再会の晩を越え、朝になると――――堕女神は、堅物に戻ってしまった。

以下略

441: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 04:01:12.49 ID:KkJqIXbko

「……これ、は」

馬蹄階段を下りた所、荷車に乗せられていたのは、山積みの『赤』だった。

以下略

442: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 04:01:44.66 ID:KkJqIXbko

「……まったく。顔ぐらい見せろよ」
「あの、陛下？」
「…………後で、詳しく説明するよ。ひとまず貯蔵庫へ入れておいてくれ。みんなに振る舞ってもいい」
「はい、かしこまりました。……これを使って、人間界の文献に載っていた焼き菓子を作ってみてもよろしいでしょうか？」

以下略

443:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/21(土) 04:06:09.77 ID:EE43B+Ow0
乙！！！

444: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 04:06:12.26 ID:KkJqIXbko
投下終了です、今回も読んでいただき、ありがとうございました。

>>415
出すにしても、アテは無いので……。
それに住みが北国なもんで、コミケだなんだにも関われそうになく。

以下略

445: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/09/21(土) 04:06:53.24 ID:KkJqIXbko
とりあえず、今は完結できて気が抜けたので、眠るとします。
おやすみなさいー

446:以下、新鯖からお送りいたします[sage ]
2013/09/21(土) 04:07:49.24 ID:nFFzuW7ho
乙!!!!

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