過去ログ - 小鍛治健夜の少なからぬ幸せ
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38:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/16(月) 23:29:23.43 ID:t1z1WMxFo
「それにしても駅から歩くのって遠くないですか?」

健夜「昨日まではバスで行ってたんですけど、今日はだいぶ時間もあったので行けるかなー、と思っちゃって」

「ははあ。バスだとすぐ着くからそう思うのもわかりますよ」

健夜「あなたはずっと歩いてるの?」

「そうですね。応援しかやることないんで、早起きしたときは暇潰しがてら歩いてますよ」

健夜「出場選手じゃないんだね」

「残念ながら地方予選で負けちゃいました」

健夜「そっかー。出てたら応援できたのにな」

「そういうあなたは選手なんですか?」

健夜「違うよ。今回は勝ち負けが関係ない立場なの」

「そうなんですか。今回はってことは以前は全国に?」

健夜「そうだね。たまに、もう一度あの場所に立ってみたいなって思うことがあるよ」

「昔はレギュラーだったなら尚更そういう思いも強まりそうですね」

健夜「うん。でもそんなに昔の話じゃないからね!?」

「ははは、わかってますよ」

健夜「あ、会場がだんだん近づいてきた」

「ここまで来たらあとはこの道沿いに行けば着きそうですね」

健夜「そうだね。……えっと、せっかくだからこのままお話しながら行きませんか?」

「とっくにそのつもりでした。ではここで、サヨウナラって言っても、結局同じ道を行きますしね」

健夜「あははは、それもそうだねー」


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