過去ログ - .アリサ「当麻君の妻の上条アリサです♪」上条「!?」
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120:[saga]
2013/09/12(木) 20:52:24.42 ID:YqUN+guK0
茶色の短髪。上条からは一時期『ビリビリ』とか呼ばれていた御坂美琴である。

いつもは常盤台中学の制服を着ているが、今は寮の門限も過ぎているため、私服。

御坂はそのままインデックスと鳴護と同じ場所へ向かって行く。

寮の門限を破ってまで彼女がここにいる理由はただ一つ。上条家みたく風呂が壊れた…わけではなく、スタンプを集めるともらえるゲコ太ストラップのために、ここへ通っているのだ。

「最近は忙しくてなかなか来られなかったしなぁ… でもだいぶ溜めてたし、もうちょっと!」

言いながら脱衣所へ向かう。

御坂が脱衣所に入ると、先ほど入って行ったインデックスと鳴護がいた。

「「「……………あ」」」

3人は固まる。

最初に口を開いたのはインデックスだった。

「短髪はここでなにしてるの?」

「何って、ゲコ…お風呂に入りにきただけよ」

言ったあと、御坂は首をブンブンと振り、鳴護に問いかける。

「あれ? 何でこいつと一緒にいるの… って言うか、今までどうしてたの? 連絡しても全然音沙汰なしだったよ!」

「ご、ごめんね…ちょっと忙しかったんだ!」

「ふーん…ま、いいか」

御坂は納得したように今度は縦に首を振る。

「で、確認だけどなんでこいつといるの?」

「えっと…それは…この前会った時に仲良くなったんだ。今日は一緒にお風呂に入りにきたんだよ」

オロオロしながら言う鳴護に不思議そうな目を向ける御坂だが、

「ふーん…」

と言うだけだった。そこで気付いたのか、御坂にまた疑問が浮き上がる。

「あれ?あんたが居るってことは、あの馬鹿も居るの?」

「当麻くんのこと?居るけど、知り合いなの?」

「まぁね……… へ、へぇ?…あいつも居るんだ…」

(つーかなに、この子とあいつどういう関係なの!?『当麻くん』って…)

御坂は顔を引きつらせる。


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